2013年 05月 09日
ありがたみ |
4月の始まり。
チョンプー・パンティップがピンク色の花を咲かせました。
満開の時期は短くて、花はどんどん散っていきます。
タイにも「桜」があるんだねと話していたら、一ヵ月後また花が咲きました。
管理人さんに聞いたら、「普通は年に1回咲きます」って。
今年は「異常」??
そんなに咲くとありがたみというものがね。
タイの新学期は4月下旬から。
2ヶ月ちかくの家庭内保育に飽き飽きしていたムスコは喜んで通ってくれています。
タイに来てから、いつも一緒に行動していた私達。
買い物にも病院にも、図書館にも。
「明日から母ちゃん一人で(ムスメもいますが)お出かけするんだね。」
ぽつりと言ったら、
「母ちゃん、一人でシーロー(軽トラタクシー)拾える?」と。
拾えますとも!
それでも、ムスコの乗った園バスを見送って、ムスメと部屋に戻ると
ぽつんと頼りない気持ちになりました。
暑さから、車から、バイクから。
全ての「初めて」から必死で彼を守っているつもりだったけど。
タイ語が分からなくて、うーむと顔を見合わせたり。
エレベーターのドアを押さえていてくれたり。
一番不安な時期、そばにいてくれたムスコのありがたみ。
スクンビット界隈の住宅街を走るシーローさん。
値段は交渉制とガイドブックにあったし、
初心者には敷居の高い乗り物と思っていました。
(実際乗る時はよっこらしょと足を上げないといけない)
しかし、このシーローさんはここら辺りをくまなくご存知。
アパート名を言うだけで、連れて帰ってくれるのです。
そこへ行くとタクシーは(タイ語で)道案内をしなければいけない。
方向音痴の私には至難の業なのでありました。
お友達に聞いたら、最初に値段を聞いてはいけないそう。
降りる時に相場を渡してさらりと去るのがスマートでボラれないやり方とのこと。
「このぐらい?」と渡したら、多すぎると律儀にお釣りをくれるシーローさんもいました。
荷物を下ろすのを手伝ってくれたり、
赤ちゃん連れだからとクーラーが効いている助手席に乗せてくれたことも。
日々お世話になっているので、「シーローさん」と敬称を付けてます。
by azura1
| 2013-05-09 22:27
| こどもたち