2014年 03月 25日
からすの大河物語 |
「からすのおかしやさん」
「からすのやおやさん」
「からすのてんぷらやさん」
「からすのそばやさん」
かこさとし作
(偕成社)
ご存知でしたか?「からすのパンやさん」の続編が出たのですね!
かこさとしさん、お元気でいてくださって良かった!
ちっとも知らなかったので、貸してもらった時はびっくり。
そして、とても嬉しかったです!
ムスコも大喜び。
朝起きて読み(オット担当)、幼稚園から帰ってきて読み、寝る前に読み。
4冊連続で読むと1時間近くかかって、喉もからから。
「ぱんやさん」もそうだったけど、からすさん達は顧客のニーズに即座に対応するので。
「そばやさん」にいたっては、うどんはもちろん、ラーメン、パスタまで出しちゃうので、
メニュー名を読み上げてるだけでも大変なのです。
でも、こっちもも楽しいから、頑張って読んでしまう。
色も黒じゃなく、ちっちゃくて、おとうさんとおかあさんを心配させていた4つ子ちゃんたち。
立派に大きく育って、それぞれの伴侶を見つけ、仕事を見つけ、
思いやりと工夫とユーモアでたくましく生き抜いていく・・・
ちょっとじーんとしちゃいます。この壮大な大河物語に。
子供を信じて任せること。
素直に教えを乞うこと。
失敗を恐れずやってみること。
だめだったら、工夫すること。
助け合うことをためらわないこと。
大人はついつい考えさせられてしまうけど。
でも、子供はもっと素直に「本物の面白い」に敏感なのかも。
いつの時代も。
ムスコの歌う「天ぷら一週間の歌」に合わせて、立てノリするムスメなのでした。
昭和の香りの親父ギャグ満載です。「乾杯 長らく ごぶサタデー♪」とかね。
ムスコに第二次かこさとしさんブームが訪れて。
図書館で「とこちゃんはどこ」とか「どろぼうがっこう」を借りて来ました。
そうそう、「どろぼうがっこう」も続編が出たと。
「どろぼうがっこうのだつごく」わー!
あの間抜けな泥棒さん達がどうやって脱獄??
早く読みたくてたまらない。
子供達はおそらく「だつごく」という言葉をこの本で知るのだろうと思うと愉快です。
by azura1
| 2014-03-25 22:25
| 本