2014年 07月 04日
どこでも応援団 |
内気な、伏し目がちな、アンニュイな。
ムスメによく似ていると思う。
アパートの管理人さんが描いてくれた絵です。
(仕事中に?!)
タイ人は子供好き。
愛嬌があるとは決して言えないうちのムスメでも、
皆さん可愛がってくださいます。
仕事が遅いと評判の先の管理人さんもムスメがオフィスのガラス戸をのぞくと
ヒョイヒョイ席を立ってバイバイしに来てくれたり。
脚立を運んでる途中でも、一旦降ろして握手しに来てくれるお掃除のおじさん。
駐車場から出ようとしていた車が何故か急に止まったと思ったら、
窓がすーっと開いて、いないいないバーをしてくれる運転手さん。(仕事中!)
通りすがりの人たちからの温かいまなざしは、
ともすれば真っ直ぐすぎるくらい一直線な
母から子への視線を和らげてくれるような。
この時期をタイで過ごせること、ありがたく思います。
それで、日本ではどうだったか思い起こせば・・・
買い物帰りのおばあちゃんから苺数粒もらって縁石に座って食べたこと。
ムスコが持っていた葉っぱが風で飛ばされた時、
それを拾いに行ってくれたおじさん。
おじさんがバイバイしてくれたけど、愛想のないムスコは
完全無視で(こんな時母はどぎまぎ)、
でも「これだから男の子は可愛いや!」とよしよししてくれたこと。
出てくる出てくる優しい思い出。
もちろん、電車やお店でひやひやしたこともあったはずだけど、
今思うと、名前も知らない人からもらった
かけがえのない温かさばかりが心にいっぱい。
当時は大変がまず先にあったし、
日本は子育てしにくい国なんて先入観もあったのか。
子供に対する周りの温かさを意識する、受け取る余裕がなかったのかも。
世界中どこでもいつでも。
みんながお母さんフレフレ!してくれているんですよね。
by azura1
| 2014-07-04 23:13
| こどもたち