2015年 01月 15日
お正月のごはん |
元旦の朝。
お雑煮、筑前煮、白和え。
お節はがんばらず、ムスコの好きな田作り一本勝負で。
田作りはムスメも好きでした。
固いのに、「ごっくんしちゃたよ!」と得意げに。
田作りは私達姉妹も大好きで、年末に作るとつまみ食いして、
お正月の分がなくなるほど。
それで、母が念入りに隠すように。
それを姉がこっそり見つけ・・・なんてことを懐かしく思い出したり。
長野の実家のお雑煮はごく一般的な関東風と思いますが、
「ぬた」をかけながらいただきます。
ぬたはえごま(または胡桃)をすったところに、お豆腐を加え、
だしや塩、しょうゆ、砂糖で味を調えたものです。
白和えの衣の変形版みたいな感じ。
熱々のお雑煮に良く冷えたぬた(冷やしてるわけじゃないけど、
常温がすごく低いから)。
別々に食べたり、お餅につけたり、お出汁に溶いて飲んだり。
ひとつのお碗でいろんな食べ方ができます。
半袖でいただくお雑煮はなんだか変な感じで、
肝心のぬたもぬるいし、ナンだか不思議な気が。
お昼はこれまたお正月らしくなく、お庭でピクニック。
夕ご飯。
決まって食べるものはありますか?
実家ルールでは必ずおそばを食べていました。
結婚して初めてのオットの実家で過ごしたお正月の晩。
ホワイトシチュー!だったのに驚愕した思い出が。
さて、うちでは、ムスコのリクエストにより、ピーマンの肉詰め、切干大根のサラダ。
そして、少しはパーティーっぽくと思いキッシュを作りました。
お正月の味、お母さんの味。
どんなスタイルであっても、心に残っていくんでしょうね。
たいしたものを作るわけじゃないのに、時間ばかりかかる手際の悪い私。
私の子供の頃は市販のものも、デリバリーのものもなかったはず。
大家族だったのに母はどうやって、切り盛りしていたのか。
改めて尊敬しています。
冬休みの間にムスコは自転車が補助輪なしで乗れるように。
お友達のお父さんに特訓していただいたのです。
「あっ!乗ってる!!」の瞬間は「あっ!歩いた!!」と同じように
ずっと覚えていると思います。
by azura1
| 2015-01-15 23:32
| うちでごはん