2015年 04月 07日
スイッチon |
ムスコは利き手である左肘を骨折したので、
慣れない右手を使って生活しています。
ほれ、左脳が刺激されてこんな作品を!
と言いたいところですが、これはタスクカードどおりのもの。
課題作品を制覇していくのも楽しいようですが、
オリジナル作品を作らなくなってしまったのは寂しいこと。
与え方って難しいですね。
「後は良くなるばかり。」というのが、孫の骨折を知った父の第一声でした。
退院して最初の数日はほぼ寝たきりでしたが、
さすが若いだけあって、日に日に回復しています。
今日は一人で身体を起こせた、今日は背もたれなしで座れた。
今日は。今日は。
今日を楽しみにしていられるのはありがたい。
パターンブロックしたいと自分から言い出した時、
嬉しかったです。
主人は、「彼にとってまたとない、いい経験になるね。」と言うのです。
ありがとうが沢山言える経験ができたこと。
本がそりゃそりゃ沢山読めたこと。
不自由な思いをしている人に共感できる人になれるかも。
入学式から目立って、すぐ覚えてもらえる、友達もできるかも。
外科医、目指しちゃう?
(←絶対イヤなんだって。)
春休みに一緒にしたかったこと。
プール、縄跳び、お菓子作り、雑巾絞りや平仮名の練習。
スプリング・キャンプ、チャアム旅行、結婚式出席・・・
どれも、これも。
できなくなって。
できないことばかり数えてしまってましたが、
ようやく私の前向きスイッチもonになりました。
お見舞いをいただいたり、買い物を手伝ってもらったり、
私が出かける間、子供達を見てもらったり。
心が弱っている時の友達からの温かい申し出は
その言葉以上に大きくて。
実はヘルプをお願いするのって、難しい。
それでもお友達の大きな懐に思い切って飛び込ませてもらいました。
ありがとう。
ありがとうが本当にたくさんです。
言葉はただそこにあるのに、それに勝手に色をつけて、
冷たいと思ったり、私だけって思ったり。
そんな風に自分で心を惑わすのは疲れたので、もうヤメです。
by azura1
| 2015-04-07 23:45
| こどもたち