2007年 11月 04日
9月14日 St.Jean de Luz |
すぐ隣のサンジャンドリュズに移動してお昼を食べることに。この「すぐ隣」が曲者で、「曲がりどころ」が見極められず、何度も行ったり来たりしちゃいました。カラフルで可愛い港町。オモチャ箱のようです。
ゆっくりお散歩でもしたいのですが、まずはレストランを探すことに。お腹も空いてきたけれど、何よりトイレが・・・フランス旅行中のトイレって非常に大きな問題だと思います。デパート、大きいスーパーなど。日本だったら気軽にトイレを借りられそうな場所にトイレはなし。コンビニはそもそも存在していない。それでドライブとなったら・・・今回は特に田舎道が多かったので、行けども行けども人家すらないところも多いわけで。
皆さん、どうしてらっしゃるんでしょう??まあ、妥当な解決策はカフェに入る(街中限定)だと思うのですが、そこで飲まざるを得ないカフェがまた次の問題に繋がるわけです。子供連れの人は特に苦労するのでは?それでオットと話し合った末の結論。
「フランスのトイレ事情がカフェ文化を花開かせたのではないか?」
これについて、是非その道の権威の方からのご意見を伺いたいところです。
それで、肝心のお昼。観光地ですから、通りにはたくさんのレストランが並んでいます。この中から、美味しい(いかにも観光客目当てでない)ところを探さなくては。(しかも、速やかに)団体さんがざわざわ入っているところ。反対に閑散としているところもパス。メニューをさーっと見て、後は直感で。
青と白の庇が爽やかなレストランに決定。
半地下になっている室内は白壁にどっしりした木が使われていています。店員さんのユニフォームは赤と黒。みんな猛烈に忙しそうです。
そして堀井和子さんのご本でも紹介されていたダマスク織のバスクリネンや木のカゴ。
こんな風にその土地のものが、普段着の表情で使われているのを見て、その空気を感じられるなんてすごく嬉しい。
車なのでワインはパス。前菜としてオットはsoupe de poisson(魚のスープ)、私は鰯のソテーを。熱々のコクのあるスープにはたっぷりのクルトンとチーズ、アイヨリソースが添えられています。鰯はこんがり焼けていて、身はほっくら。こちらも熱々のままサーブされます。ソースはエスプレットの唐辛子を使ったもの(と思われる)ちょっと酸味があって、鰯がさっぱりいただけます。
メインはオットはタラのソテー、私は確かこれは魚だと思って頼んだら、焼き加減を聞かれてびっくり。
ステーキでした。そしてその間違いが実は大成功で、とーっても美味しかった!お肉自体も脂っこくなく味があるし、じっくり炒めて甘みを出したエシャロットの香りがいい。そして付け合せのポテト!!甘くてお芋の味がきちんとする。
こうした何気ない普段の料理(写真で見ると美味しそうじゃないでしょ?)が丁寧に作られていて、しかも熱々の状態でいただけるのはすごいこと。大げさですが、何だかフランスの底力を感じました。
隣の席ではおばあさんが一人でランチを楽しんでいました。
大きなお皿に数種類のお料理を盛り合わせたもの(日本のカフェではよくあるランチプレートみたいな感じ)とワイン。デザートも食後のコーヒーもゆったりしたペースで召し上がっていました。
帰りに店員さんが「じゃあまた水曜日にね。」と声をかけていたので、常連さんなのだと思います。そのランチプレートはメニューの中には見当たらなかったから、特別メニューなのかもしれません。
お幾つぐらいなんだろう?青いワンピースが白髪に似合っていました。週に何回か行き付けのレストランで食事を楽しむって素敵だなあ。杖をついてすごーくゆっくり歩いて帰っていく姿を見送ったのでした。
ゆっくりお散歩でもしたいのですが、まずはレストランを探すことに。お腹も空いてきたけれど、何よりトイレが・・・フランス旅行中のトイレって非常に大きな問題だと思います。デパート、大きいスーパーなど。日本だったら気軽にトイレを借りられそうな場所にトイレはなし。コンビニはそもそも存在していない。それでドライブとなったら・・・今回は特に田舎道が多かったので、行けども行けども人家すらないところも多いわけで。
皆さん、どうしてらっしゃるんでしょう??まあ、妥当な解決策はカフェに入る(街中限定)だと思うのですが、そこで飲まざるを得ないカフェがまた次の問題に繋がるわけです。子供連れの人は特に苦労するのでは?それでオットと話し合った末の結論。
「フランスのトイレ事情がカフェ文化を花開かせたのではないか?」
これについて、是非その道の権威の方からのご意見を伺いたいところです。
それで、肝心のお昼。観光地ですから、通りにはたくさんのレストランが並んでいます。この中から、美味しい(いかにも観光客目当てでない)ところを探さなくては。(しかも、速やかに)団体さんがざわざわ入っているところ。反対に閑散としているところもパス。メニューをさーっと見て、後は直感で。
青と白の庇が爽やかなレストランに決定。
半地下になっている室内は白壁にどっしりした木が使われていています。店員さんのユニフォームは赤と黒。みんな猛烈に忙しそうです。
そして堀井和子さんのご本でも紹介されていたダマスク織のバスクリネンや木のカゴ。
こんな風にその土地のものが、普段着の表情で使われているのを見て、その空気を感じられるなんてすごく嬉しい。
車なのでワインはパス。前菜としてオットはsoupe de poisson(魚のスープ)、私は鰯のソテーを。熱々のコクのあるスープにはたっぷりのクルトンとチーズ、アイヨリソースが添えられています。鰯はこんがり焼けていて、身はほっくら。こちらも熱々のままサーブされます。ソースはエスプレットの唐辛子を使ったもの(と思われる)ちょっと酸味があって、鰯がさっぱりいただけます。
メインはオットはタラのソテー、私は確かこれは魚だと思って頼んだら、焼き加減を聞かれてびっくり。
ステーキでした。そしてその間違いが実は大成功で、とーっても美味しかった!お肉自体も脂っこくなく味があるし、じっくり炒めて甘みを出したエシャロットの香りがいい。そして付け合せのポテト!!甘くてお芋の味がきちんとする。
こうした何気ない普段の料理(写真で見ると美味しそうじゃないでしょ?)が丁寧に作られていて、しかも熱々の状態でいただけるのはすごいこと。大げさですが、何だかフランスの底力を感じました。
隣の席ではおばあさんが一人でランチを楽しんでいました。
大きなお皿に数種類のお料理を盛り合わせたもの(日本のカフェではよくあるランチプレートみたいな感じ)とワイン。デザートも食後のコーヒーもゆったりしたペースで召し上がっていました。
帰りに店員さんが「じゃあまた水曜日にね。」と声をかけていたので、常連さんなのだと思います。そのランチプレートはメニューの中には見当たらなかったから、特別メニューなのかもしれません。
お幾つぐらいなんだろう?青いワンピースが白髪に似合っていました。週に何回か行き付けのレストランで食事を楽しむって素敵だなあ。杖をついてすごーくゆっくり歩いて帰っていく姿を見送ったのでした。
by azura1
| 2007-11-04 18:29
| フランス・旅