2007年 11月 04日
9月14日 Sare |
「フランスで最も美しい村百選」(※注1)みたいなのに選ばれている山間の小さな村です。
ほんの少し車を走らせただけで、こんなに雰囲気の違う村があるなんて、バスク地方は懐が深いです。
このSareのすごいのは「自然体である」こと。うまく言えないけれど、町おこしのために花を植えました!頑張ってます!という気負いがないのです。道沿いにずらーっとプランターが並んでいるとか、ぴかぴかの遊歩道が整備されているわけではないんです。
風にゆらゆら吹かれている道端の枯れそうな小さなお花。古いけれど、手入れが行き届いて実際に生活感が感じられるお家。視線を上にあげると、なだらかな緑の山に点在する赤い屋根の家と羊の群れ。ただただ佇まいが美しい。
どこを切り取っても絵葉書になりそうなので、反って写真を撮るタイミングを逃しました。静かな静かな村。ゆっくりと散歩できました。
※注1 村の入口の「フランスで最も美しい村~」という看板の「フランス」部分はスプレーでめっためたに塗りつぶされていました。「俺たちゃフランスじゃなくて、バスクだ!」ということみたいです。
by azura1
| 2007-11-04 18:43
| フランス・旅