2015年 11月 16日
はじめましての始まり。 |
2学期からサッカーを始めたムスコです。
初日はみんなの前で自己紹介。
遠くからでも、戸惑っている様子が手に取るように分かり。
ぐぐーっと手に汗握り、やきもきしていた時。
子供たちの中から「K、頑張れ!」と威勢のいい声が飛んで、
ハッと我に返りました。
タイに来て、2年半。
彼なりに、たくさんの「はじめまして」があって、
彼の世界は広がっていたんだなと。
誰も知らない場所から、少しずつ。
初めての場所で、声をかけられたのが、私もとても嬉しかった。
そして、また。
私達家族の「はじめまして」の旅の始まりです。
来年1月末に本帰国することが決まりました。
せっかくせっかく、少しづつ張ってきた根っこを。
むしり取られてしまうような脱力感と寂しさと。
スーパーに買い物に行って、友達とばったり会ったり、
顔見知りの店員さんとシーローのおじちゃんに挨拶して。
いつもの街の風景を眺めて、あそこにお店できたなー。
なんて、日常が終わります。
初めて最寄のスーパーに行った時、
すごく遠くに思えたこと。
野菜のしなびた感に気持ちが沈み、
値段の高さにびっくりし、
ひととおりのモノが帰ることに安心し。
帰りはシーローさんに必死でアパート名を伝えて、
早く道を覚えなきゃと身を乗り出すようにして帰ったこと。
そんなことを思い出してしまう。
沈みがちな気持ちをパンパンと叩いて。
さぁ、もう一度。
直接お伝えできなかった皆さま。
ごめんなさい。
日本の皆さま。
またお近くに参ります。
それが今の励み。
またよろしくお願い致します。
by azura1
| 2015-11-16 06:57
| ご挨拶